No.48-借用書と金銭消費貸借契約書の違い


 

Q.借用書と金銭消費貸借契約書の違いは、どのようなところにあるでしょうか?

 

 


 

A.「借用書」及び「金銭消費貸借契約書」は、いずれも金銭消費貸借に関する事項を規定した書面という意味では同じですが、借用書では、借主のみが署名し、金銭消費貸借契約書では、貸主及び借主の双方が署名する点に違いがあります。

 

また、借用書については、借主が自ら署名した後に貸主へ借用書が差し入れられる形となり、通常1通しか作られない場合が多いといえます。一方、金銭消費貸借契約書については、貸主及び借主の双方が署名し、通常2通作られることが多いといえます。